坐骨神経痛の原因となる坐骨神経には二つの流れがあり、一つは左脚、もう一つは右脚を下降しています。
坐骨神経の神経根は、下部脊柱にあり、坐骨神経圧迫も原因ですが、もう一つの原因は下背部の椎骨間の脊椎神経根の圧迫です。
脊椎神経根は、背中側の後根と、腹側の前根があり、後根の神経根を圧迫すると同位側に激しい痛みが出、前根の神経根を圧迫すると反対側に痛みが出ます。
下部脊柱は、最も障害が起こりやすい箇所です。坐骨神経痛はその神経の走行に沿って痛みが出現します。痛みは殿部から大腿部の後を通って下腿へと現れ、下腿では後ろから足底にかけて痛む場合と、
膝の前から足背にかけて痛む場合があります。
皆同じ痛みではなく、人により殿部の周りだけ痛む事もあります。また一般的には一側性ですが、糖尿病等の代謝性の疾患によるもの、腰椎の変位、特に4番が前方(お腹側)に入り込み、神経根を圧迫していると両側に痛みが出る事があります。
また腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、変形性腰椎症等が原因で出る場合もあります。
これらが原因ですと治癒に時間が必要です。
坐骨神経痛に関して現在病院への相談が多いようで、関節痛や神経痛、しびれといった症状は、加齢とともに発現しやすい症状なので、年々患者数は増加の一途をたどっています。
日本人の平均寿命は現在も年々高齢化しているのでこれからもどんどん増えていくと予想されています。
また、病院へ行く前までに多くの方々は数々の痛み止めを服用されてきたり、牽引や整体関係で電気治療を繰り返してきており、症状を引きずりながら数年間経過しているという方が多いようです。
坐骨神経痛を引き起こす要因は本当に様々です。例えば、骨盤の歪み、股関節の変位なども関係してきます。その日の気分や体調によって、痛みの程度や場所が変化することもあります。
ストレスやショックな出来事によって症状をひき起こす場合もあり、病院の方などでは、骨盤周辺の骨格・筋肉のバランスを調整し、坐骨神経の圧迫を取り除きます。